久々、というか初めてかな、息子とランチに行った。
父親と息子。
数ある組み合わせの中で最も微妙な組み合わせかもしれない。
子どもが小さいときは最も似合いの組み合わせだが、
子どもが成人すると最も不似合いになる。
先ず、話題がかみ合わない。
せいぜい、仕事の話をして終わり。
趣味の話や昔話は続かない。
今日も向かい合わせで無言の時間が長かった。
そういえば、最近息子と会話をしてない。
カウンセラーとして、会話は大切ですよ、といっておきながら。
まさに、灯台下暗し。
親子の間に以心伝心なんてありえない。
ハンバーグを食べながら。
「ここのは、美味かろうが」といって終わり。
息子とランチに行っただけでも、良しとするか!
私も親父とはあまり話さなかった。
29歳のとき東京から帰ってきて実家で試験勉強したとき、親父は黙って見守ってくれた。
今思うと、30近くなってブラブラしている息子に何か言いたかったかもしれない。
丁度、私も親父と似た心境になっているのかもしれない。
大きな心を持って息子たちを眺めていよう。
結局生きていくのは子ども達なのだから。