不況の嵐はますますひどくなっている。
私の知る限り中小企業は惨憺たる有様である。
営業先のお客さんは「もう、我々の業種の景気はよくならないかもしれない」と言われた。
その言葉を聞いたとき、確かにありうるかもしれない、と思った。
大企業は部品の調達を海外に求めているし。
中小のメーカーも海外に活路を見出そうとしている。
底を打って数字上は上昇しても、それは金融やサービスの結果かもしれない。
実質的には生産力は何も向上してないのである。
建設機械メーカーの小松製作所はかなり景気が良いそうだ。
でも、生産拠点は中国に移っているので日本の仕事はないそうである。
このような状態が今年一杯続くといわれている。
もし、そうなったら多くの会社が倒産に追い込まれることだろう。
日本全国不況に喘いでいるのに、蚊帳の外はどこ吹く風。
早期解散だ!
麻生おろしだ!
解散先延ばしだ!
と、叫んでいる。
彼らの関心事は票田だけ!
蚊帳の中を見るものもいない。
蚊帳の外はすでに末期症状である。