民生委員になって3年目に入りました。
2年間を振り返ってみると隣人としての良き民生委員ではなかったような気がします。
決められただけの行事は欠かさず出ました。
町から要請されたことは全てこなしました。
このように一応勤めは果しましたが、何か心に引っかかるものがあります。
それは、自主的な活動をしなかったことがそんな思いにさせるのでしょう。
それで、今期は少し自主的な活動をして良き隣人としての活動をしようと思います。
そしてもうひとつは、研修会のあり方を今までとは違った形のものを提案をしていきたいと思います。
……
今期のキーワードは心のバリアフリーです。
嬉野市はユニバーサルデザインや環境のバリアフリーの推進を発信しています。
これらを推進することは、超高齢化社会を迎えるにあたりとても大切なことです。
でも、ただ単に制度を作り、環境を整備しても、それで良しというわけに行きません。
それには地域住民の方のこの制度に対する心の持ち方が重要だと思います。
そこで提唱したいのが『こころのバリアフリー』です。
地域住民の心の段差をなくすことです。
高齢者や障害者を見たとき「そこに段差がありますよ」と声をかけたり、
手を差し伸べることが出来ることです。
地域住民が全てこんな気持ちになったとき、本当の意味でバリアフリーが完成するのではないでしょうか。
もし、本当にこんな町が出来たら住みよい町になると思います。