こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

副作用

精神療法は副作用がないから安全で、薬物は副作用があるから危険と思われている。

現に私も、民間のカウンセリング学校に通ったときそう教わった。

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私は薬物については専門家でないのでよくわからない。

でも、精神療法(カウンセリング)はあきらかに副作用があると思う。

カウンセラーや治療にべったり依存している人がいる。

依存は一種の副作用ではないだろうか。

もし、カウンセリングに効果があれば、治療から離れていくのが自然である。

ところが、いつまでもカウンセラーや治療にべったりで離れようとしない。

カウンセリングによって自律、自発性を発揮できるようになる、といいながらである。

カリスマ的存在のカウンセラーの周りに身を寄せている人がいる。

そんな人たちを見ると、もしカリスマがいなくなったらどうなるのだろうと心配になる。

とにかく『精神療法は副作用がない』というのは典型的な誤解である。

カウンセリングを受ける人は、そのことをくれぐれも忘れてはいけない。

もちろんカウンセラーも「人間の精神に一番影響を及ぼすことが出来るのは精神療法」である。

と、肝に銘じておくべきである。

最後に斉藤環さんの言葉を記しておこう。

『精神療法はどぎつい言い方をすれば、うんと薄められてうんと時間をかけた洗脳という側面を持っています。
私がしきりに治療者の互換性を強調したり「最終的に忘れられるのが一番いい」などといっているのは、精神療法家の影響の大きさに対する自戒という意味もあってのことです』

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by cocoroshien | 2010-02-02 22:09
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