こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

しゃべり場

昔なじみだった喫茶店に行った。

人懐こいマスターがカウンターの向こうで迎えてくれた。

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昔はこの喫茶店に毎日のように通った。

30年前鹿島の下宿に入った同じ年にこの店も開店した。

食事が済んで文庫本を脇に挟んで喫茶店に行くのが日課になった。

珈琲を飲みながら読書をした。

通ううちにマスターや奥さんや常連客と親しくなった。

常連客で野球チームを作った。

試合が終わるたびに飲み会をした。

そのころは皆20代だった。

あれから30年。

みんな白髪交じりのいいお父さんになった。

常連客はちりじりバラバラ。

昔の常連客に会うことはほとんどない。

みんなそれぞれの所で生活の舞台を作っているのだろう。

久しぶりに行くと、昔話に花が咲く。

ここにはまだしゃべり場が残っている。

ただ、昔とは違うようだ。

饒舌なマスターが寂しそうに言った。

「傍若無人な年配者が多くなった」

なんか、わかるような気がする。
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by cocoroshien | 2010-02-14 00:30
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