こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

春は鉄までが匂った

窓を閉めて走っていると汗ばむほどだった。

工場の門を入ると鉄の錆びた匂いが鼻にしみこんできた。

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タイトルは旋盤工で作家の小関さんのエッセーと同じである。

鉄までが匂った。

と、いう表現は工場にいた人間しか理解できないだろう。

春一番が吹く頃、生温い気温に鉄も汗をかく。

鉄の表面にびっしりついた汗は水滴となり錆の温床となる。

赤茶色の錆がつくと、鉄の匂いがプ~ンとする。

あの鉄の匂いは血液の匂いがする。



血液は鉄分を含んでいるから当然かもしれない。

私は、花の匂いより、鉄の匂いで春を感じた。
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by cocoroshien | 2010-02-23 22:56
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