朝から鬱陶しい曇り空
予定通り田舎に行くことにした。
月に2回田舎のホームにいるおふくろを見舞うことにした。
今日は空模様とは裏腹に、おふくろの機嫌がよかった。
いつも出る職員に対する愚痴は出なかった。
おそらく薬が効いて夜ぐっすり眠れたのだろう。
誰だって寝不足のときはイライラする。
薬が効かなくなったら夜眠れなくなり愚痴をこぼす。
そして、職員とトラブルを起こす、このくりかえしになるだろう。
まあ、でも、トラブルを起こすということは生きている証。
職員は大変だろうが成長してもらう以外にない。
帰りに海の駅に寄った。
懐かしい食材が並んでいたのでついつい買いすぎた。
みな、すり身、しょうゆのみ、かまぼこ、さよりの干物、
みんな小さいころ口にしたものばかりだ。
特に『みな』は口に含むと磯の香りと古の香りが混ざり合って、なんともいえない味がした。
なんともいえない味……私の原点かな?