田中優子さんの著作『江戸っ子はなぜ宵越の銭を持たないのか?』
サブタイトルに『世間のために働き、人のために金を使う。今こそ見習いたい、江戸っ子の美学』とある。
新聞広告の本の新刊案内のところを見ていたら、上記の言葉が目についた。
特に「世間のために働き、人のために金を使う」というところが。
実際に読んでいないので具体的にどんなことが書いてあるのかわからない。
私の考えていることとまったく違うかもしれない。
サブタイトルの字面だけ考えると江戸時代はゆとりがあったのだな~と思う。
精神的なゆとりと経済的なゆとりが、かいま見える。
そして、このゆとりこそ今の日本に必要と思う。
このくらいのゆとりがあれば、暗くて重い閉塞感はなくなるような気がする。