村上春樹訳、ジム・オブライエンの小説のタイトルである。
記憶をたどって本を購入したときのことを思い出している。
東京に行ったときのこと。
たぶん、紀伊国屋書店だったと思う。
入り口を入ったところにピラミット状に大量の本が積んであった。
青い表紙がすぐ目に飛び込んできた。
著者の名前を知らなかったら、通り過ごしたと思う。
オブライエン?……訳・村上……?
ノルウェイの森に刺激されていたので、食指が動いた。
……
ヒーローもヒロインもいない群集小説。
大学を卒業後30年目に再会した同窓生の面々。
それぞれの30年間の人生が語られる。
舞台はアメリカだが、同年に寄せる想いは日本と同じだな、と思った。
30年経てば誰だって色々ある。
小説になるような物語が!
……
明日は中学校の同窓会。
5年に一度開催されている。
どんな物語があるのだろうか?
楽しみである。
世界の全ての7月。
熱い日になりそうだ。