自由をはきちがえている人が多い。
何でも許されると思っている人が多い。
彼女のダンスを見て感じたままを書こう。
それが、自由をかたることになりそうだから。
あの狭い空間で、しかも狭い通路で、よくあれだけの動きができるなと思った。
最初、周りのお客に当たるのではないかとひやひやしながら見ていた。
でも、それは奇遇に終わった。取り越し苦労だった。
おそらく、お客にひやひやさせるのは計算されていたのだろう。
前にも書いたがまさに彼女の動きは「反応」だ。
それは、パブロフの犬のようなものかもしれない。
刺激に対して反応する、どう反応するのか分からない。
反応の仕方は自分さえ分からない。
自分さえ分からない!
これが、本当の自由ではないだろうか?
でも、自由にも制約やルールは必要だ!
いくら、自由でもチューリップを叩き切るのよくない。
自分を律してこそ自由ではないだろうか?