夏目漱石の作品のタイトル。
2年前に読んだ記憶だけがある。
内容ははまったく思い出せない。
内容は思い出せないけど、タイトルをつけた由来は覚えている。
何でも、元旦から書き始めて、彼岸過ぎまで書く予定だから、『彼岸過ぎまで』にしたらしい。
え~、こんないい加減でいいのか~、と思った。
……
今、時期は彼岸を過ぎたところだ。
幾分過ごしやすくなった。
彼岸の入りには娘が久しぶりに帰ってきた。
義母、妻、娘、そして私の4人で墓参りに行った。
墓は部落の上、山の中腹にある。
下を見ると、川が見える、その向こうには田んぼが広がっている。
田んぼの向こうには、細長い部落がある。
同じ風景でも、お盆に見るのと違う。
彼岸過ぎは、やはり涼しい。