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こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

ドライブ

長崎で花芸展を見たあと外海町に回り遠藤周作文学館を見てきた。

あいにくの雨で文学館の建っている岬から夕陽は見えなかった。

窓から殺風景な景色が見えた。

ドライブ_e0127995_0121018.jpg


訪れるのは2回目。

1回目は良く晴れていて夕陽がまぶしかった。

私は物凄く単純な人間で、すぐ感動する。

氏の書いた文章を読んでいたら、その本が読みたくなった。

館内で売っていたので買ってきた。

題名は 『切支丹の里』と『生き上手 死に上手』

「人生に無駄なものはない」とよく言われる。

氏の文章を読んでいるとそのことが良く分かる。

挫折を経験したから今の自分があるのだ。

「生活と人生は違う」「病気はたしかに生活上の挫折であり失敗である」。

「しかしそれは必ずしも人生上の失敗とはいえないのだ」。

「何故なら生活と人生とは次元が違うからである」

こう考えると生き方が楽になるような気がする。

生活の失敗は何度でもやり直せる。

人生の失敗は何度でもやり直しは出来ないが。

息子も一緒に文学館を見た。

彼は、何を感じたのだろうか?
by cocoroshien | 2009-03-24 22:01
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