こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

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歯科医

何年ぶりだろう、歯科医に行ったのは。

レントゲン写真に写った自分の歯を見て愕然とした。

まるで、老人の歯みたいだ。

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毎日使っていたのに大切にしなかった罰が当たったのだろう。

ぼろぼろの歯の写真を見ながら、自分の存在がとてもはかなく見えた。

……

東京にいたころ歯科医に行ったことがある。

その歯科医は、寅さんで有名な葛飾の柴又駅のすぐ近くにあった。

夕方に行ったのに客は一人も居なかった。

その頃歯科医といえば患者でごった返しているのが通り相場だった。

窓口に小母さんが居た。

すぐ治療室に通された。

70歳ぐらいの白髪でひょろりとした人がいた。

思わず、後ずさりした。

「大丈夫かな?」という危惧は的中した。

親知らずを抜くのに1時間以上かかった。

最後のほうになると、ほんとに抜けるのだろうかと心配になった。

麻酔を何本も打って唇は神経が麻痺した。

唇はぶよぶよに膨れ上がったような感覚になった。

病院を出るとき疲労困憊していた。

もう二度と来るものか、と思いながら病院を後にした。

……

ぼろぼろの歯を見ながら、悪戦苦闘した歯医者さんを思い出した。

まだ存命なら、120歳ぐらいだろう!
by cocoroshien | 2009-04-30 22:21

親孝行

親孝行したいときには親はいず。

でも今は、親孝行したくないのに親はいる。

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今日、少し親孝行をしてきた。

親孝行にふさわしいいい天気だった。

空気もほどよく乾燥し、新緑が目にやさしかった。

お袋が、入院中の弟に会いたいというので、車椅子に乗せて連れて行った。

お袋も半身不随で自由が利かない。

お袋はとても涙もろい。

弟に会う前からウルウルしていた。

ベットに横たわる弟を見て、ウルウルは頂点に達した。

病人は流動食の管を通し、酸素マスクをつけ反応はない。

お袋は涙を流しながら、物言わぬ人に向かって話しかけていた。

20分ぐらい歌を歌ったり、和讃を唱えていた。

それでも反応はなかった。

お袋は88歳、弟は84歳。

年月は過ぎ去っても兄弟に変わりはない。

脳裏に幼かった頃の思い出が蘇ったことだろう。

そして、もう2度と会うことはないだろう。

今こうして振り返っていると、涙がとめどなく流れてきた。

私も、お袋と同じで涙もろい。

ヘッドホンから「また君に恋してる」のメロディーが流れている。
by cocoroshien | 2009-04-30 00:11

受付け

受付けの応対でその会社の様子が分かる。

今日伺ったYBMという会社はとても印象がよかった。

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先日行った会社の応対が癇にさわったので、余計に印象がよかった。

訪問者は全てお客様という感じがした。

私などは中小企業の名もなき人間なのに丁寧に扱っていただいた。

こんな応対をしてもらうと、この会社に何かをしてあげたくなる。

窓口を離れるときも丁寧に送り出していただき、ドアを閉めるまで目を離されなかった。

気持ちよく会社を出ることが出来た。

受付の女性のお陰で今日一日を楽しく締めくくることが出来た。

YBMの名もなき人よありがとう。
by cocoroshien | 2009-04-29 02:16

最低の人間

総務省のトップが一人の芸能人に発した言葉。

そして、次の日に撤回した言葉。

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泥酔して素っ裸になった人間に「最低の人間」と言ったことも問題。

だが、撤回したことは余計に問題である。

発言に対して苦情がきたので撤回したのだろうが、軽々しく撤回出来る軽薄さにはあきれ返る。

有名な芸能人のファンを敵に回すと後(選挙)が怖いと思ったのだろうか。

それとも真に言い過ぎたと思ったのだろうか。

政治家の発言と撤回を聞くたびに、この人たちは一体何ものだろうと思う。

発した言葉を撤回することなど出来るのだろうか。

たしかに表面上は出来る。

しかし、脳にインプットされた言葉は消すことは出来ない。

「最低の人間」という烙印を「撤回」の二文字で消すことは出来ない。

政治家はよく、くだらない発言とくだらない撤回を繰り返す。

撤回すれば全ては消えてなくなると思ったら大間違いである。
by cocoroshien | 2009-04-28 00:26

惜別

伊藤明彦さん、3月3日死去。

72歳、故人の遺志で葬儀は行わず。

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座右の銘は高村光太郎の詩の一節「一生を棒にふって人生に関与せよ」。

被爆者千人以上の肉声を記録。

皿洗いなどで生計を立てながら、8年掛けて東北から沖縄まで被爆者を訪ねた。

亡くなる一日半前まで、活動を知らせるビラを自宅で刷り、

意識を失う直前には「やり残したことがある」とメモ用紙に書きこんだ。

無私無欲!

世の中すごい人がいるものである。

こんな人の存在を知ると「世の中、まだ捨てたもんじゃない」と思う。

「一生を棒にふる」 か!

私には出来ないな!

でも、一生を棒にふってもいいようなものは見つけたいと思う。

それが何なのか少しずつ分かりかけてきた。
by cocoroshien | 2009-04-26 23:58

ランチ

久々、というか初めてかな、息子とランチに行った。

父親と息子。

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数ある組み合わせの中で最も微妙な組み合わせかもしれない。

子どもが小さいときは最も似合いの組み合わせだが、

子どもが成人すると最も不似合いになる。

先ず、話題がかみ合わない。

せいぜい、仕事の話をして終わり。

趣味の話や昔話は続かない。

今日も向かい合わせで無言の時間が長かった。

そういえば、最近息子と会話をしてない。

カウンセラーとして、会話は大切ですよ、といっておきながら。

まさに、灯台下暗し。

親子の間に以心伝心なんてありえない。

ハンバーグを食べながら。

「ここのは、美味かろうが」といって終わり。

息子とランチに行っただけでも、良しとするか!

私も親父とはあまり話さなかった。

29歳のとき東京から帰ってきて実家で試験勉強したとき、親父は黙って見守ってくれた。

今思うと、30近くなってブラブラしている息子に何か言いたかったかもしれない。

丁度、私も親父と似た心境になっているのかもしれない。

大きな心を持って息子たちを眺めていよう。

結局生きていくのは子ども達なのだから。
by cocoroshien | 2009-04-25 14:13

長い一日

深夜に電話相談に入り。

早朝に博多に行き。

昼間は福大の学生が企画した試写会に行ってきた。

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映画のタイトルは 『うん何』

「うんなん」と読む。

試写会のあと監督の錦織さんと宮崎美子さんのトークショーがあった。

寝不足ではあったが眠くはならなかった。

さすが女優の宮崎さん。

とても上品で可愛らしかった。

とても、とても50歳には見えない。

映画の内容は見て感じてもらうしかない。

島根の田舎のごく普通の当たり前の世界が描かれていた。

当たり前のことを、当たり前に感じてもらう。

真実は当たり前の中にある。

ハリウッド映画に食傷気味の人にはもってこいの映画。

お茶漬けが食べたい方は、是非この映画を見てください。

ただし、映画館ではやっていない。

どうしても見たい方は福大に連絡してみてください。

……

長い一日が終わった。
by cocoroshien | 2009-04-25 01:27

能天気

保険会社から「息子さんの免許の更新日を教えてください」といわれた。

息子に問い合わせると、「21年の4月14日」といってきた。

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この日は4月11日だった。

息子に「更新したね」と聞いたら。

「まだ」と返事が来た。

「早くしろ」

「今、何年?」

……

あ然とした。

彼は免許を持っているぐらいだから成人している。

しかも、大学生。

……

小学6年まで「交差点(店)」は何を売っている店だろう、と思っていたそうだ。

とにかく彼は、超が二つほどつく能天気な奴なのだ。

自慢にはならないけど、憎めない!
by cocoroshien | 2009-04-23 21:50

多忙

多忙とは自分で自分の尻に火を点けるようなものである。

と、ある禅僧が言っていた。

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自分で火を点けておいて、「熱い、熱い」といって逃げ惑う。

丁度私もそんな感じになりつつある。

いっぱいいっぱいなのに用事を引き受けてしまう。

能力のある人はそれを片付けていくのだろうが、私は片方を没にしてしまう。

あまり賢いやり方ではない。



最初から出来ないのなら断わればいいのにそれがなかなか出来ない。

まったく、困った人間だ!
by cocoroshien | 2009-04-23 21:07

旧友

久しぶりに高校のときのガールフレンドからメールが来た。

一見寂しそうなメールだった。

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励ましてやろうと思い、ついアドバイスをした。

すると彼女からすぐ返事が来た。

「別に、凹んでないよ」

私もすぐ返事を返した。

「お互い、変わらないね」と。

……

高校の時からそうだった。

彼女はいつも寂しそうにしていた。

おせっかい妬きの私はすぐ「どうしたの、元気出しなよ」と声をかけた。

すると彼女は「別に、なんでもないよ」と反発した。

……

このときの関わりは今も変わらない。

40年過ぎ去っても!

……

彼女に寄り添えない私は、電話相談の資格はないかもしれない。
by cocoroshien | 2009-04-22 01:21