こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

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アゴ

平戸では飛び魚のことをアゴという。

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中学を卒業し松浦の訓練所に通っていた頃同じ訓練生に平戸から通っている人がいた。

そのとき、初めて飛び魚のことをアゴということを知った。

その人は私より一回り年上であった。

お昼になると弁当を開きおかずに持ってきたアゴの干物を美味しそうに食べていた。

何故かわからないが、ある昼時アゴの干物を貰った。

その、潮の香りの干物を食べた時、いっぺんにアゴが好きになった。

家は漁師だったのであらゆる干物は飽きるほど食べていた。

そんな私でさえ、初めて食べた時のアゴの干物の味は忘れられない。

あの時以来、平戸に行くとアゴの干物を買ってくる。

残念なことだが、アゴが段々と小振りになるのが気にかかる。

・・・

先日、親愛な友よりメールがきた。

「平戸の蒲鉾美味しいね~」と。
by cocoroshien | 2012-10-31 21:01

中尾山

長崎県波佐見に中尾山という陶器の里がある。

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先日、この中尾山で『秋陶めぐり』というのが催された。

春の『桜陶祭」に比べお客はかなり少ないが里の雰囲気は充分堪能できた。

画像《言葉遊び②と中尾山》は中尾山の一部である。

里の中心を下から上にレンガ造りの石畳が延び、その横に小川が並んでいる。

石畳も素敵だが、わき道の小道が私は好きである。

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小道を伝っていくと思わぬところに出る。

思わぬところに出るその瞬間はなんともいえない。

時空を超えて見知らぬところに出たような感覚さえ憶える。

小さな窯元、可憐な花、電柱、電線、煙突、そして素朴な人たち。

上から眺めると、きっと、誰だって、

日本のよき時代のふるさとに帰ってきたような気になると思う。

こんなところこそ、ずっと後世に残して欲しいものである。
by cocoroshien | 2012-10-30 20:35

言葉遊び②

妻がカセット用のガスコンロを出してくれというのでテーブルの上に出しておいた。

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その箱に入ったガスコンロを義母さんが舐めまわすように見ていた。

最後に、しびれを切らしたように「これは何ね」と言われた。

「ガスコンロ」と言うと、

「ダシコンブ?」ときた。

イヤ「ガ ス コ ン ロ」

「ダシコンブ?」

イヤイヤ「ガ  ス  コ  ン  ロ」

「ダシコンブ?」

結局、ガスコンロを伝えることは出来なかった。

でも、まあ、ダシコンブでもいいかな!と思った。

義母さんにとって、たいした違いはないのだから。

で、これから我が家では、うどんのだし汁を作るときは。

ダシコンブに火をつけ、ガスコンロを鍋の中にいれてダシを作りたいと思う。

どんな味がするのか楽しみである。
by cocoroshien | 2012-10-29 20:16

生涯の友

高速道路を走りながら、フッと思った。

生涯付き合える友がいたらいいな、と。

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生涯というのは、どちらかが亡くなるまで。

夫婦も勿論そうなのだが、友達にもそんな人がいたら人生楽しいと思う。

欲をいえば、その友達は異姓がいい。

生涯を見届けあいながら・・・

幸い今はメールというリアルタイムな伝達手段がある。

メールをしていると、瞬間瞬間の息遣いが聞こえてくる。

文字そのものは無味乾燥だが、気持ちが伝わってくる。

生涯、そんな気持ちを共有できる友達が出来れば最高である。
by cocoroshien | 2012-10-28 23:52

呼吸法

息してごらん、ほら、あなたは生きている!

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息すればわかる、あなたが生きているそのことが

息すればわかる、すべてがあなたを支えている

息すればわかる、あなたとは世界そのもののこと

息すればわかる、花もまた息を吸い吐いている

呼吸、あなたのための贈りもの

呼吸、世界のための贈りもの

思いやりを吸い込み、喜びを吐き出そう

・・・・・・・

             ブッタの〈呼吸〉の瞑想より 

人は凄い、というより不思議。

呼吸にさえ意味を見いだそうとしている。

多くの人は、ただ息をしてきただけなのに。
by cocoroshien | 2012-10-27 23:38

折り合い

新聞紙上での歴史家と小説家の対談にこんなことが書いてあった。

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「抑圧されたものは別の人に、別の場所で、別の形で表れる。

                  だから、絶対にそれに向かい合っておく必要がある」と。

心理学者が言いそうな言葉である。

抑圧しないで、向かい合って、折り合いをつけるべきということだろうか?

例えば、人間関係が嫌で会社を辞める人がいる。

辞めることも一種の折り合いの付け方だろうが、人間関係が別の場所に移っただけである。

多分、別の形で表れる可能性は高い。

だったら、きっちり折り合いをつける必要はある。

抑圧しないで、向かい合う必要はある。

特に、若いときは!
by cocoroshien | 2012-10-26 23:16

言葉遊び

ある会合で日常会話とカウンセリングの違いについて議論になった。

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どちらもカタルシス効果があることでは一致した。

しかし、根本的に何処が違うのか、どう表現すればいいのか?


教科書には、基本的に日常会話は、

「相談を受けた人は自分の社会的経験や価値観で指示を与えたり、叱咤激励を行ったりする」

カウンセリングでは、

「人からの指示や叱咤激励ではなく、本人みずから選び、自分の力で解決していくように支える」

と、書いてある。

色々意見は出たが、結局言葉遊びにすぎなかったのかなと思った。

なぜなら、現場で実践している人は少ないからである。
by cocoroshien | 2012-10-25 23:01

プヨプヨ

職場に行くと娘と同じ年頃の娘さんからわき腹をつつかれる。

「吉田さん、最近たるんできたね~」と言われながら。

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自分で言うのもなんだが、最近かなりたるんできた。

バンドを締めると肉とも脂肪ともつかぬ代物がバンドに覆いかぶさってくる。

早足で歩くとお腹の肉がブルンブルンと揺れる感じがする。

走ったらどうなるか、走れないのでどうなるか想像もつかない。

鏡を見ると顔がふっくらしてきた。

ショーウィンドウに写る自分の姿を見てドテッとしてきたな~と思う。

今日も「吉田さん、プヨプヨしてきたね~」とつつかれたので言い返した。

「まだ、プヨプヨだからいいじゃない、ブヨブヨじゃないんだから」と。

いつまでプヨプヨでいられるか?

寝る前に必死になって腹筋をしている。
by cocoroshien | 2012-10-24 22:39

読書の秋

新聞を読んでいたらドストエーフスキイの『白夜』の記事が載っていた。

何を読もうか迷っていたので、『白夜』を読むことにした。

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末尾に1981年10月13日読了と書いてあった。

31年前の30歳の時である。

東京から帰ってきた年である。

題名は有名なので覚えているが、内容はまったく覚えていない。

『白夜』 感傷的ロマン ---空想家の追憶よりーーーと、副題がふたつ。

    ・・・それとも彼は束の間なりと
    そなたの胸に寄り添うために
    創られた人であろうか?・・・
                       ツルゲーネフ

と、意味深な言葉が裏の扉に・・・

《第一夜》

素晴らしい夜であった。それは、親愛なる読者諸君よ、

われらが若き日にのみありえるような夜だったのである。

《第二夜》

「さあ、ちゃんと生き延びなすったじゃありませんか!」

笑い笑い私の手を握りながら、彼女はこういった。

《第三夜》

今日は悲しい日だ。雨が降って日の目も見えず、まるでわたしの来たるべき老年のよう。

《第四夜》

ああ、この一件はなんといういう結末を告げたことか!

なんという大団円になったものだろう。

・・・・・・

一日一夜読んでみてはどうでしょうか?

のんびりと読書の秋を楽しむのも悪くない!
by cocoroshien | 2012-10-23 21:35

続・同窓会

人生は宿命論では片付けられない。

人生は想定外の連続である。

想定内のことなんて起こらない。

そう思ったほうが生きる価値もあるし、面白い。

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想定外だから、誰と何処でどう繋がるのか分からない。

B君と会ったのは同窓会の席だった。

たまたま隣同士になり会費を立て替えて頂いた。

それから20数年の歳月が流れた。

時は変り10数年前の同窓会でAさんに会った。

中学を卒業した後Aさんに手紙を出し文通の申し込みをした。

Aさんから「今文通している人がいるから」2人同時には出来ないという返事が来た。

Aさんは記憶にないといって笑った。

それから10年たった同窓会の席で再びAさんと会った。

その席で、文通していた相手がB君だったと知らされた。

いつか、3人で会ってみたいね、ということになった。

で、B君には内緒でプチ同窓会を計画した。

B君にとってはサプライズ。

喜びを前面に出さないB君も嬉しそうだった。

後でメールが来た。

「サプライズありがとう」

中学を卒業して46年。

それぞれの道は交錯した。

人生の中で一瞬の交錯だが、これからの人生を考えるうえで大きなターニングポイント。

人生に意味があるかどうか、そんなことはどうでもいい。

一瞬でもいいから、ときめきを感じて生きたい。
by cocoroshien | 2012-10-22 00:34