こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

ジッと手を見る

働いても、働いても、生活楽にならず、ジッと手を見る。

有名な石川啄木の言葉である。

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私は、この言葉を耳にしたとき、随分古風な詩だと思った。

啄木が生きた時代の固有のものだと思た。

しかし、最近、今の時代にも充分当てはまる詩だと思うようになってきた。

新聞の投書欄にも同じようなことが書かれていた。

いやむしろ、啄木が生きた時代より今の方がひどいかも知れない。

「ジッと手を見る」だけではすまなくなってきた。

見る余裕さえ失っている。

子どもから、老人まで、支離滅裂、無茶苦茶である。

「誰でもよかった」といって殺人を犯す。

滅私奉公のために自分を犠牲にしてうつ病を発症し過労死する人。

自殺者の数は3万人を突破して一向に減る気配はない。

……

せめて、生活苦のためにジッと手を見るのではなく、自分を見つめるためにジッと手を見たいものである。

自己実現に、思いを馳せて、ジッと手を見る。
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by cocoroshien | 2009-07-08 21:46
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