こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

ひきこもり

夏目漱石もロンドン留学時代ひきこもっていたそうだ。

外に出るのも嫌になり、個人教授のところにも行かなかったらしい。

しかし、このときのひきこもり体験が小説家の道を決定づけたといわれている。

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ひきこもりは、期間、形態は違っていても誰でも経験があるのではないだろうか。

かく言う私も経験がある。

外に出るのも億劫で会社を休み、アパートに立てこもった。

会社の連中が来ても居留守を装いあけなかった。

周りの人に随分迷惑をかけた。

今にして思うと苦い経験だが悪いことばかりでもなかった。

立てこもって本を読んだ。

漱石のようにその時の体験が将来を決定付けはしなかった。

でも、影響はかなりあったと思う。

その時読んだ本は偶然にも夏目漱石だった。

以来、漱石は何か事ある度に読んできた。

……

1980年29歳のとき東京を後にして田舎に帰ってきた。

1年間受験勉強しながら、田舎ですごした。

合間に漱石を1巻から読み始めた。

9ヶ月かけて全巻読み終えた。

全巻読み終えた頃受験の結果が出た。

1年間のひきこもりを経て次の目的地に向かった。

……

以来、私は新天地に行く前に、ひきこもり体験をした。

もっとも、私のひきこもりは辛さを伴うものではなかった。

むしろ楽しいものだった。
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by cocoroshien | 2009-08-13 22:28
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