久しぶりに彼女からメールが来た。
高校の時の後輩である。
今年はまったくいいことがなかった!
来年は、もっと悪くなるだろう。
と、ネガティブな言葉ばかりが続いていた。
彼女はいつもそうだった。
高校の時も否定的な言葉が多かった。
学校(定時制)の帰りよく喫茶店に行った。
入るときは仲良く入ったが、出るときは決まって仲違いして出た。
高校の間ず~とそうだった。
仲良くなっては喧嘩し、喧嘩しては仲良くなった。
なぜそうなるのか当時は分からなかった。
でも、今考えてみるとなんとなく分かる。
おそらく、アドバイスをしていたからだと思う。
彼女の否定語に対して、こすればいい、こうしなさい、と言っていたのだ!
それに対して彼女は決まって反発した。
それに対して私も反論し泥沼にはまっていた。
そして、口喧嘩になり、ジ・エンド!
当時は何も知らなかったので、決まって同じパターンに陥った。
喧嘩した割には、高校を卒業して40年になるがいまだに続いている。
そして、今でもたまにメールで喧嘩する。
すると、高校の時のようにプイッとすねて一時、メールが来ない。
醒めたころ、どうしているのかなと案じるころ決まってメールが来る。
お互い50歳を過ぎて大人なのだから、喧嘩はよそうと思っている。
しかし、反面、まだ喧嘩出来る友がいるということは幸せなのかもしれない。
これからも彼女とは、大人気ない関係を続けていくのだろう。