只管(しかん)とは、ただ、『ひたすら』という意味である。
結果を求めるのではなく、ただ、ひたすらである。
『ひたすら』は言葉も美しい上に意味も美しい。
残念なことに美しい言葉が死語になりつつある。
ひたすらという言葉もあまり耳にしなくなった。
と同時に行いも見られなくなった。
ひたむき、ひたすら、いちず、といったことが随所に見れたらどんなに良いだろう。
美しい世界が花開くかも知れない。
ひたすら勉強する。
ひたすらスポーツに打ち込む。
ひたすら絵画にのめりこむ。
ひたすら彼女を好きになる。
ひたすらができたら、結果なんてどうでもいい。
ひたすらな時間が美しく最高なのだから。