中間試験で「校長を殺したのはだれ?」と出題した高校教師。
道徳の授業で「脅迫文」を作らせていた小学校教師……。
ブラック・ユーモアとして片付けるにはユーモアがなさすぎる。
こんな問題を起こすのはほんの一握りだと思う。
問題にするのがおかしいくらいだが、教育の現場はそれだけではすまない。
数字を見ていると、どうした、先生!!といいたくなる。
公立小中高で毎年12000人以上が中途退職し、
1年以内に教壇を去った新人先生は昨年度、過去最多の317人だった。
都市部では採用試験の倍率低下が深刻らしい。
教師の危機はあまりにも深刻といわざるを得ない。