こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

なめくじ艦隊

いや~この本も実に面白い。

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落語に関心のない人は殆ど知らないだろうが、5代目古今亭志ん生の半生記である。

  
 まくら

世の中に「なめくじ」ほど、ズウズウしくて、ものに動じないやつは、またとありませんナ。

あいつは、刃物で切ろうが、キリでつこうが、ケロンとして、ちっともおどろかない。

そればかりか、切ったって一滴の血も出やしない、まったく血もナミダもねえやつで……。


まくらを読むだけで志ん生の才能振りが分かる。

観察眼は鋭いし、それにもまして、なめくじとの共生(格闘)振りが分かる。

私は小さい頃、と言っても中学すぎまで、なめくじは食べられるものと思っていた。

多分テレビだったと思うが、木にへばりついたものをザルにとって食べていた。

それを見たとき自分も食べようと思ったが、ついにそこまでの勇気はなかった。

後でそれが何だったのか分かったときには、食べないでよかったと思った。

勇気のないことも、自分を救うんだなと思ったものである。

因みに木にへばりついていたものは、「なめこ」だった。

中学を出て東京に出て行ったときに分かった。

でも、私にとっては「なめくじ」も「なめこ」もそんなに変わらなかった。

ヌルヌルした感触は今でも口の中に入れると馴染めない。

だから、いまだに「なめこ」はきらいだ。

ついでに言っておくと、きのこ類はみんな嫌いだ!
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by cocoroshien | 2010-12-03 23:29
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