友達から進められて読んでみた。
そのときの友達の一言が嬉しかった。
「似ているところがあるよ」
みやざき中央新聞編集長、水谷もりひとさんがどんな人か知らない。
でも、売れている本の作者に似ている、と言われたら嬉しいに決まっている。
……
珠玉の名編がぎっしり詰まっているので一度に読むのは勿体無いような気がした。
やはり、社説は、毎日、コツコツと読むべきものだろう。
そして感じるところがあればそれを周りに伝えればいい。
水谷さんが『はじめに』こんなことを書いていらした。
「“らしくない”ということがある種の魅力になるのではないか」
まったく、同感である。
新聞らしさ、社説らしさ、なんて必要ない。
「情報を得て、何を知ったかではなく、何を感じたかが大事なのだ。」
……
また、友達はこんなことも言った。
「同じようなことが書けるかも」
今は無理だろうが、10年ぐらいしたら書けるかもしれない。
黙って10年暮らしていても書けないだろうが、10年続けたら書けるかもしれない。
この本を読んで感じたことがある。
自分にも何か能力があるはずだ。
せっかく還暦まで生きたのだから。
生まれ変わったつもりで、能力を探してみようと!
……
やはり、出会いは素晴らしい。