長男を見ていると、私にそっくりだと思う、先を読まないところが。
家の前にバイク王のトラックが止って息子のバイクを積んでいた。
息子にいうと「バイクを売った」という返事。
去年の秋に博多まで行って新車のバイクを買ってきたときもビックリした。
が、今回はそれ以上にビックリした。
買ってまだ一年も経っていない。
……
4月に地元の消防団に入団した。
入団したばかりなのに、名古屋に行ってプログラミングの勉強をしようかなと言い出した。
そんな希望があるなら、入団なんかするなよと言いたくなった。
……
3月に買ったばかりの車があるのに、手放したいと言い出した。
名古屋に行く資金にしたいようだ。
因みに、息子は2年前は名古屋にいた。
……
これは、ほんの一例に過ぎない。
誰が考えたって、先を読んで行動しているとは思えない。
「もう少し先を読んでから行動しろよ」と言いたい。
が、が、が、15回転職を繰り返した私が言っても説得力はないだろう。
高校まで、とても慎重に行動していた彼。
一体、何が彼を変えたのだろうか。
それとも、元々あったものが何かに抑圧されていたのだろうか?
だとするなら、先を読まないことは、彼にとってベストなのかも知れない。