こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

銃と十字架

遠藤周作の記念碑的大作である。

と、書いたが、私は本の題名すら知らなかった。

知るきっかけになったのは偶然の出会いでからある。

e0127995_22194176.jpg


かたろう会(長崎の異業種交流会)に参加したときのこと隣の人と名刺の交換をした。

名刺に有馬歴史研究会・事務局長と書いてあった。

何の研究会ですかと尋ねると「セミナリヨ」。

「なんですか、それ」と無知を気にせず尋ねた。

「神学校(イエズス会の教育機関)!」

1580年ヴァリニャーノが有馬と安土に設立。

聖職志願者の予備教育を行うほか、音楽、工芸なども教えた学校。

安土といえば織田信長の領地。

有馬は島原半島の地方の領地である。

当時、有馬は西欧の文化の漂う国際的な町だったらしい。

「有馬の神学校?」無知を露呈すると。

卒業生に『伊藤マンショ、中浦ジュリアン、原マルチニョ、千々石ミゲル』がいるという。

どこかで聞いたことのある名前?

そう、天正少年使節としてローマに赴いた少年たちである。

切支丹弾圧と迫害のなか懸命に生きた少年たち。

その劇的な生涯を送った1日本人を描いたのが『銃と十字架』である、と教えてもらった。

知ったか振りして『沈黙』もいいですよねといったら、

沈黙より、こちらが良いです私は、と切り替えされた。

で、さっそくネットで古本を注文して読んでいる。

定価460円が1500円也。
[PR]
by cocoroshien | 2012-11-10 22:14
<< 星生祭 薩摩路は… >>