こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

自然の詞 14 こころ

憂いと悲しみと苦しみと悩みのある迷いの世界を生み出すものは、この心である。

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心理療法の中心的存在である「認知行動療法」では

「物事は受け取る側のとらえ方によって見え方が違ってくる」とします。

つまり、ザックリ言えば受け取る側の心しだいということになります。

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職場にTさんという真面目で、几帳面で、気が利き、ポジティブな人がいます。

私は、よく面倒を見てもらえるので気に入っています。

ところが、女性陣には不人気ようです。

なんでも「過ぎる」ところが「ウザイ」と思われています。

Tさんという存在はどこから見ても同じTさんなのに、人によって微妙に違うようです。

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『無門関』の禅問答にこんなことが書いてあるそうです。

二人の僧が吹流しを見て激論をしていました。

「あれは吹流しが動いている」

「いや違う、あれは風が動いている」

そこに、六祖慧能がフラッと現れます。

そして、こう言うのです。

「両方とも違う。あなたがたの心が動いているのだ」と。

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「群盲象を撫でる」というのがあります。

また「十人寄れば十国の者」という慣用句もあります。

それぞれ郷里を異にし、風俗、習慣も違います。

それに、性別、考え方が加われば当然心も違うでしょう。

極端に言えば、心しだいでどうにでもなるということです。

この、目に見えない、不確かな心は、果たして、信頼できるのでしょうか?

と、不確かな心で感じています。
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by cocoroshien | 2013-02-14 23:10
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