こころ支援研究所からの*笑顔ブログ*

決壊

意味は、「かけやぶれること」
最年少で芥川賞を受賞した作家「平野啓一郎」の最新刊のタイトルでもある。

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デビューから10年。新たな代表作誕生!
と、帯に書いてある。

「2002年10月、全国で次々と犯行声明つきの……絶望的な事件を描いて読むものに〈幸福〉
と〈哀しみ〉の意味を問う衝撃作」

新聞の書評に惹かれて購入した。
うつ、不登校、引きこもり、孤独、不安、こんなキーワードにも惹かれた。

今風の言葉の意味は「きれる」!
堰を切ったように、「きれる」事件が起きている。

先日も、書店で犯行が起きた。
2人の方が亡くなった。

加害者はき決まって次のように言う。
「誰でも良かった、ムシャクシャしていた」

偶然「誰でも」にされた人は不運としかいいようがない。
いつでも、どこでも、「誰でも」になる可能性がある。

私も切れた経験がある。
切れるとコントロールが効かない。

まさに、切れた凧。
どこに飛んでいって、どこに落ちるか、予測がつかない。

落ちた後、思う。
何でこんな馬鹿げた事をしたのだろう、と。

こんな事があった。

教室の一室。
2人が、こちらを見て話していた。

何を思ったのか、私はツカツカと歩み寄り胸倉を掴んだ。
そして「ふざけるなよ!」と叫んだ。

まさに決壊した瞬間だ!
何が、何だか分からない。

一瞬、シーンとなった。
凍りついた場面はいまだに凍りついたままだ。

人は誰でも、凍りついた場面を持っている。
それが、いい場面だと、良いのだが!
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by cocoroshien | 2008-07-25 03:26
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