佐賀いのちの電話主催の講演とシンポジウムに行ってきました。
テーマは『うつ病・多重債務等と自殺対策』
皆さんご存知のように平成10年をピークに自死が3万人を超えました。
この年は金融機関が大揺れに揺れた年でもあります。
この年を境に年収は下降線を下り始めます。
便利さの象徴でもありますケータイやコンビニが普及します。
うつ病は2倍に膨れ上がります。
年功序列から能力主義、実績主義、成果主義と変わってきます。
自死は個人に原因があるというより、社会に原因があるのかもしれません。
社会に翻弄されているといっても過言ではありません。
ほとんどの人がうつ的症状の内のひとつ以上は味わっていると思います。
それほど、現代社会は過酷なのかもしれません。
極論するなら、今生きているということは運がいいのかもしれません。
自殺の問題は「個人の問題」でなく「社会の問題」といわれる所以がここにあります。
それは、個人の力ではどうにも出来ないところにきていることを意味します。
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自殺率の多い県は1位が秋田県で2位は宮崎県です。
その理由はアルコールが原因かもしれないそうです。
因みに秋田県は日本酒の消費量が多く、宮崎は焼酎の消費量が多いそうです。
因果関係は悩みや不眠症をアルコールで解消するからだそうです。
これはあくまでも仮説です。
根拠は消費量が多いというだけです。
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講演者の佐藤武先生の話はとても興味深いものでした。
興味のある方は先生の『うつ100のサイン』を読んで見て下さい。