認知症介護者の言葉。
生きている限りこころは生きている。
それを生かすのは自分のほかにいない。
この言葉にたどり着くまでに多くの困難にぶつかったことでしょう。
多くの困難を乗り越えたものだけが理解できる言葉なのかも知れない。
私は、言葉の意味はわかっても、実際にそう思って接することは出来ないだろう。
どこかで、この人たちはおかしい、と価値判断している。
おかしいから、「私がどうにかしなければ」と思ってしまう。
老人ホームにボランティアに行ってもそうだ。
どこか、上から目線で見ている。
「私が、私が」と思っている。
「こころは生きている」には信頼関係が横たわっている。
揺るぎのない信頼関係が!
これは、すべての人間関係に必要なことだ。
人間尊重につながる……