各企業における温度差
今月の14日から各企業を回り、メンタルヘルスケアの導入を進めている。
痛切に感じるのは、各企業において捕らえ方に大きな開きがあること。
メンタルヘルスという言葉自体を聞いたことがない企業。
あるいは反対にメンタルヘルスに警戒感さえ示す企業。
その差は驚くべきほどの開きがある。
ある商社に行ったら、社長さんに「メンタルヘルスを進めるとしたら二代目がいいだろう」と言われた。
何故なら、創業者は従業員は自分の子供と思って教育しているから、メンタル面のことを外部に委託しないだろう。
しかし二代目は、自分で従業員を育ててないから、従業員との間のコミュニケーションがうまくいかず対策を外部に委託する可能性がある。
社長さんも創業者で、「私は絶対に外部には委託しない」と言われた。
その、社長さんの言葉はとても重みと説得力があった。
知識、経験、が豊富で、なるほどこの会社には外部から入り込む余地はないと思った。