問題のない社会なんて存在しない。
常に何らかの問題が横たわっている。
「御同朋の社会をめざす運動研修協議会」に参加してきた。
と、いっても何のことかわからないと思う。
私だって、テーマだけを見ただけではわからなかったと思う。
種を明かすと、「浄土真宗の実践運動の研修会」である。
どこかの会社の組合の運動と間違われそうである。
重点プロジェクトとして7項目が示されていた。
① 災害支援
② 環境問題
③ 高齢社会
④ ターミナルケア
⑤ 葬送儀礼
⑥ 差別問題
⑦ 非戦・平和
⑤を除いたら、宗教の研修会で取り上げられるような問題ではない。
フツーの社会問題である。
普通の問題を、宗教界が取り上げるくらいだから、世の中フツーでないのかも知れない。
この中で私が一番関心があるのは高齢化問題。
ただし、正確には、少子高齢化といったほうが正しいだろう。
人口構成のバランスの問題である。
地方には限界集落という大問題がある。
過疎化と高齢化の波が一度に起こる大津波である。
過疎化と高齢化のWパンチにどう対処すべきか。
対処の仕方によってピンチにもなるしチャンスにもなる。
WパンチはWチャンスでもある。